ブリアニTVエスエスピーゆーちゅー武_16
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「星のカービィ」についてお話ししていきます。
星のカービィとは
1992年に任天堂さまより発売されたゲームで、
2001年10月~2003年9月までアニメ放映もされた。(全100話)
こちらの作品で木村社長は、
第63話「師走のカゼはつらいぞい!」の演出をされています(^▽^)/
是非見てみて下さいませ~☆
3Dアニメーション
まだこの当時はめずらしい3Dをふんだんに使った星のカービィ。
思い返してみれば、すごく立体的な動きだった・・!
カービィの丸っこい感じも跳ねる感じもまるでゲームからそのまま移動してきたような印象でした!!
ゲームでは分からなかったカービィの動きや表情がアニメになることで多彩になり、
より愛着わくキャラクターになりました(*´ω`*)
何故でしょう❔
答えは、技術にありました!!
この星のカービィは、今ではよく見られる3Dとセル(2D)が融合したものでその前進となった作品なのです✨
これを聞くと納得ですね!
3Dと2Dの営業の違い
以前、木村社長の葦プロダクション時代のお話しをご紹介した際、家に帰る暇もなく会社に泊まることがほぼ毎日だったという話を覚えていますでしょうか。
(詳しくはこちら→「ブリアニTVエスエスピーゆーちゅー武犂和_02」にて)
当時はまだ2Dが主流で、創るのに時間も人手も必要で営業体制も24時間営業と過酷な状況です。
はたまた、3Dの会社さまはというと、
2Dの会社と違って朝10時から18時と一般企業のような営業体制です。
しかも、土日お休みです。
同じアニメーションを創っている会社さまでも、こんなに違うのですね・・・!
木村社長、演出した時の印象☆
木村社長が演出として携わった際に感じたこと。
それは・・・
技術は最先端だけど非常に動きづらかった(;´・ω・)とのこと。
というのも、技術はハイテクですがスタッフさんは年上の方ばかり。
今現在ですと、年齢関係なく新しいことにチャレンジしていく方は多くなっていますが、当時はまだ少なく、なかなかその一歩が出せない方が大半でした(´;ω;`)
その中で、技術だけ最新のものになったとしてもそれをどのように活かしていくか、実際に動いてみたり考えたりすることがどれだけできたのか。
もちろん、法やルールを順守することは大切です。
しかし、そればかりを守っているだけでは生まれるものも生まれないような気がします(`・ω・´)
でもだからといって、法を破れとかそんなのじゃありませんからね!!悪しからず。
まとめ
今ではよく見る2Ⅾ+3Dの合わさったアニメーション。
技術も違えば、会社形態まで違う異質の二つのもの。
いまアニメーションがこんなにも豊かになっているのは、この前進となった星のカービィなどの作品があったからにほかなりません。
そしてこれからのアニメーションを創っていくのは今生きている人です。
ぶりおアニメーションも次の未来につながるアニメーションを創っていけるよう
これからもどんどん新しいことに挑戦してまいります
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
この記事へのコメントはありません。