ブリアニTVエスエスピーゆーちゅー武_03
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「ビーストウォーズネオとアニメ作り」についてお話ししていきます。
まず、ビーストウォーズネオについてですが、
こちらのブログ(→「ビーストウォーズネオとゆーちゅー武連動企画」)でもご紹介させて頂きましたが、木村社長が初めて1話から制作進行として携わったアニメ作品です。
今から約20年前のお話です。
家の滞在時間は24時間/半年間
当時、大変激務で、思い返すと
半年を通して家に24時間も滞在していないんじゃないかなと話す木村社長。
ぇええええええええ(@ ̄□ ̄@;)!!
いむはその一言にびっくりでした。
ではその理由とはいったい・・・!
〈アニメーション作り〉
現在当たり前となりつつあるもの、3Dやデジタルアニメーションなど、
パソコンを使ってアニメーションを創ることがここ何年かで急速に増えました。
しかし、この20年前当時は、メカはほとんど手書きで描き、
アニメーションもセルアニメーションでした。
ということは、アニメーション1本創る時間が今よりもとてもかかることがわかりますね
だからなのかわかりませんが、時間がかかっている分、セルアニメーションのアニメは
とてもあたたかみを感じます(*´▽`*)
以前アナログアニメとデジタルアニメについてお話しした時にも
似たようなことを言っていたような気が・・・(笑)
(→「無責任ギャラクシー☆タイラー 作画その1」 )
また、今ではよくある海外に作画・動画をお願いすることも、
この当時では一苦労で時間も今よりもかなりかかっておりました。
というのも、当時はデータ化が進んでおらず全て飛行機を使ってやり取りをしておりました。
飛行機を使っていた時を考えると、今ははるかに楽になりました(*´ω`)
ほかに、昔はできた撮影したものを1枚1枚現像しなくてはならず、
納品に間に合うようにお願いしなくてはなりませんでした
〈1日のスケジュール〉
- 12:00~13:00に起床
- 13:00の回収便のチェック、打ち合わせ等
- 届いたものをデータ化作業
- 16:00の回収便で届いたものを各部署に届ける
- 20:00以降 回収便では回り切れなかったところへ回収に向かう
- 22:00頃 海外便の回収、ラッシュの回収
- 終電を逃し、そのまま会社に泊まる
- 回収素材を各部署に届けておく
- 日報のまとめ
- 就寝
(回収便・・・1日3回、各班持ち回りで各部署の担当企業へ回って、
原画などの回収を行ってくれる)
ざっくりですが、毎日このようなスケジュールで動いていたそうです。
毎日がこのようなスケジュールだと、帰る暇もないですし、
嫌になってきそうですね(´;ω;`)ウッ…
しかし、木村社長が今まで続けてこられた理由の一つがこちら。
「呑みコミュニケーション」
せっぱ詰まった毎日の中にも楽しいひと時があると、頑張れますね!!
犂き(好き)なことを続けていくためにもやはり楽しいばかりではありませんね。
しかし、楽しいと思える瞬間やそもそもの根底に好きという気持ちがあるからこそ
続けてこられたのかもしれません。
「好き」の力は偉大です(*´▽`*)
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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