灰羽連盟_ブリアニTVドッコイショ連動企画
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「灰羽連盟」についてお話ししていきます。
灰羽連盟とは・・・・
安倍吉俊(あべ よしとし)さん原作の「オールドホームの灰羽達」をもとにしたテレビアニメ作品。
2002年10月~12月まで放映されていた。(全13話)
〈あらすじ〉
高い空からまっすぐに落ちていく少女は、やがて、水に満たされた眉の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽をもつ「灰羽」と呼ばれる人たち。
灰羽たちの暮らすオールドホームでの穏やかな日々。
しかし、短い夏の終わりに一つの別れが訪れ・・・・。
当時では珍しい綺麗な作品
何が綺麗って、まずは「絵」❢
ものや建物、背景が本当に綺麗です
そして、時代も私たちが住む現代ではなく、また別の次元の世界の雰囲気を感じます。
次に、「ストーリー」の綺麗さ。
今までにないお話しで、現在ですと、西尾維新さんの作品に近いような印象です。
すごくイム好みの世界観です((ノェ`*)っ))タシタシ
ファンタジーお好きな方はハマる可能性高い作品ですっ!
是非みてみてくださいませ☆
ちなみに、木村社長は第3話の「寺院 話師 パンケーキ」の演出を担当されています(^▽^)/
制作中のおはなし・・・
木村社長は、この綺麗な世界観を常に綺麗に魅せるにはどうしたらよいかずっと考えていたそうです。
また、今回グロスとして関わり、元請けの会社様とは直接話を聞く機会がなく、そして、木村社長が今まで関わってきた作品に比べて指針がなく、これでよいのだろうかと考えながら進めていったそうです。
アフレコに関しては、今までの作品ですと、アドリブがあって笑いが絶えずみんな楽しそうで・・・という現場のご紹介が多かったと思います。
しかし、今回の灰羽連盟では、アドリブいらない、シナリオ通りの現場でした。
必ずしも、アドリブがあった方が良いというわけではなく、アドリブも必要な時に行うから楽しいものなのです。
そして、この灰羽連盟もこの無駄がなく必要最低限なもので創られているからこそ洗練されているような気がします。
中身がぎゅっと詰まっているような感じです。
シナリオ通りという指示も、この作品を大事に大事に想って創っている印象をうけます。
イムが以前お世話になった舞台でも、一言一句覚えるよう言われた作品もありました。
そういう場合は、演出家さんの中でのその作品に対する想いが凄く強くて、イメージが抽象的かつ具体的に頭の中で描かれていらっしゃる様子でした。
何年経ってもその時の作品はイムの中でも特別で、忘れられないものになっています(*´▽`*)
ただ一言「おもしろい」といえる作品。
しかし、その「おもしろい」にもいろんな面白さがあります。
ギャグ的な面白さやジブリ作品のようにメッセージ性の強いものなど細かく考えるとキリがありません。
このようにいろんな面白さを追求して心に残る作品を創っていきたいと思うぶりおアニメーションでございます。
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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