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アフレコ現場でのミスとは

こんにちは。声優の岩本紗依です。

「木村 寛の声優スクール」お得なキャンペーンのお知らせ

2019年からスタートしたキャンペーンのお知らせです。

ぜひこの機会にご利用ください。
ご質問等ございましたら、お気軽に木村寛まで!

 

☆5回チケット発売
定価¥27,000(税込) → ¥25,000(税込)3ヶ月有効
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テーマは、

「ミスを恐がらない」です。

ワークショップではミスすることも学びのひとつ、だと理解されている方は
いらっしゃると思いますが、実際のアフレコ現場ではミスは許されないものだ
と思っている方もたくさんいると思います。

そんな皆さんへ「ミスを恐がらない」ことについて
木村監督に伺ったお話をお伝えしていきます!

芝居表現の基礎「泣き・笑い」については、前回の記事をご覧くださいね。
声優の感情開放と泣き・笑いの芝居について

 

ワークショップ詳細はこちら☆

 

□テーマ「ミスを恐がらない」

 

まず皆さんにお伝えしたいのは、毎日現場に立っているような先輩声優さんでも
人間ですから「ミスすることはある」ということです。

専門学校やワークショップ講師のなかには、役者へ細かく指摘して、
絶対にミスしないようにと教える方も多くいます。
でも、役者は人間なのでミスする可能性はゼロにはなりません。

むしろ、ミスをしないようにして身体が凝り固まってしまうことで
ミスの要因が増えてしまうことにもなりかねないのです。

 

ミスをしないことよりも大事なこととは?

一番大事なことは、もちろん「芝居」「滑舌」です。

しっかりした芝居ができていれば、もしミスをしても
「録り直せばちゃんとしたものになる」ことがわかるため、
目くじらを立てて怒るような人はほとんどいません。

ですから、そこまでの技術力をもっておくことが
一番大切なことであり、大前提となります。

 

「芝居」と「滑舌」は必須です。

前述のように、お芝居や滑舌がしっかりしているというのが大前提です。

例えば何回言ってもサ行が言えない、明瞭に喋れないという場合、
また、本人が自覚していなくても客観的に聞いていて「言えていない」場合。
特に自分の発声を分かっておらず滑舌の甘さを自覚できていないのは問題です。

新人を起用して一から育てていこう!という現場なら良いですが、
あなたが20代後半〜ならば “基礎はできていて当たり前”と
思われていることも、頭に入れておいてください。

たとえアニメの現場が初めてでも、です。

そんな状態で現場に出たら、その場ではなんとか作品が商品になるよう
セリフを変えたり試行錯誤して対応してもらえるとしても、
逆プロモーションになってしまい、次はないでしょう。

 

手先・口先だけの表現は本物ではない。ミスを怖がらずに思いきって!

マイク前でのミスには色々あります。
・ノイズを立ててしまった
・噛んでしまった
・マイクに入りそびれた

これらは、一定の「芝居」「滑舌」があれば、
言い間違いと同じように「録り直せばよい」ことです。

ですからミスを怖がらずに、自分が思っていた芝居をダイナミックに
表現することが大切です。
皆さんの先輩声優のなかにも、常に安定していてミスをしないことよりも
どれだけ芝居で爪痕を残せるか・印象に残る一言を喋れるかを
最重要と考えている人がいるのではないでしょうか?

結果、それで全体のミスが減ることもあります。

 

常にミスをしないことを重要視するあまり、
手先・口先だけで合わせてしまっては、生きた芝居もしづらくなります。

声優として最低限の基礎練習から技術力を培い、思いきった芝居をしてください!

マイク前の芝居の仕方

昨今マイクが高性能になって、台本のめくりなどノイズに神経質になり
「マイク前では動くな」と指導される音響監督もいます。

ですが、動かない芝居でもないのに微動だにせず喋るのは、
自然な人間の身体構造を考えればありえないことです。

また国内で作成されている、アニメーションはリミテッドアニメーションといい
部分的に絵を動かし、止めを多用する事で、週間放送出来る様に作成されています。

その為フルで動かすには難しいために、本来動きが欲しい芝居を
役者に補ってほしいという思いがあるのです。

より躍動感がある演技をしていただくためにも、
ある程度は動いて芝居をしてもらいたいと思います。

 

とはいえ、それぞれに合った声の出し方は自身で模索して欲しい部分です。
良い姿勢で喋った方がマイクに声を入れやすい方、
少し前かがみが良い方、などなど…
マイク前の芝居の仕方を色々試して失敗しながら、切磋琢磨していきましょう!

 

木村 寛の声優スクールでは

 

・成澤卓アシスタントによる基礎滑舌講座
・AR練習
・体幹トレーニング
・課題、キャラクターリサーチを紙に書く事による知識の定着を促す

この4つを主題にレッスンを行っています。

では、木村 寛の声優スクールで会える事を楽しみにしております。

 

ワークショップ開催日程

毎月第2・第4日曜日

12時~16時

開催場所

SSP (高田馬場駅から徒歩5分)

アクセス

ワークショップ参加申し込みフォーム

【参加費】
5000円/回 (税込5400円)

【定員】
10名

ご参加お待ちしております!

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