声優の感情開放と泣き・笑いの芝居について
こんにちは。声優の岩本紗依です。
「木村 寛の声優スクール」お得なキャンペーンのお知らせ
2019年からスタートしたキャンペーンのお知らせです。
ぜひこの機会にご利用ください。
ご質問等ございましたら、お気軽に木村寛まで!
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テーマは、
「泣き」と「笑い」です。
声優養成所や専門学校に通ったことのある方であれば
一度はレッスンで「感情解放」を行ったことがあると思います。
そんな感情表現の中でも、「泣き」と「笑い」に特化して
木村監督に伺ったお話をお伝えしていきます!
発声の基礎技術「滑舌について」は、前回の記事をご覧くださいね。
「良い滑舌を身につけるために」
□テーマ「泣きと笑いについて」
泣きや笑いは、芝居の重要なファクターです。
舞台役者の経験を積んでいる方は得意な印象がありますが、
マイク前での芝居を中心に学んでいる新人声優の方は、練習の機会も少なく
日常でも表現することが少ない結果、芝居でもできなくなっている印象があります。
昔、養成所や専門学校でやったことがある・・・という方も、
今一度、トレーニングして磨きをかけていただければと思います。
「泣き」と「笑い」のトレーニング STEP1
芝居歴に関係なく実践できて、少人数でも取り入れられる方法をご紹介します。
・テレビやアニメで見た「笑い」「泣き」をコピーしてみる
・仲の良い友人や芝居仲間と集まって、「笑い」「泣き」の伝達をしてみる
例)円になって隣の人へ笑いを届け、受け取った人はまずその笑いをコピーしてやってみる。
そしてまた隣の人へ、異なる笑いを伝達していく。乾いた笑い・狂人的な笑いなど。
これを応用して、唸るような怒り、叫びたくなるような哀しみなど
「喜怒哀楽」表現をやっていただけるとより良いと思います。
「泣き」と「笑い」のトレーニング STEP2
「泣き」と「笑い」の表現そのものはできる、という方もいます。
しかし、泣くこと・笑うことのパターンはできても、
泣きながらセリフを喋ることができないという方がいます。
“セリフあり”で感情解放のトレーニングを!
感情だけで練習していて、セリフありで練習していないと
アフレコ現場で急に実践するのは難しいと思います。
トレーニング方法をご紹介します。
・新聞や本のテキストに「泣き」「笑い」の感情を乗せて読む
(自作のストーリーでも良し)
・どんな泣き・笑いなのか、色んなパターンで試してみる
まずは「笑い」のニュアンスを乗せるのが、第一歩です。
笑い声をあげながらセリフを言うだけではなく、
口角を上げたり、目で笑った状態で喋ってみるのも「笑い」のひとつの種類です。
実践の際は録音して、どう聞こえているか確認してくださいね。
当事者意識を持ってインプットしましょう
芝居に「技術」はもちろん大切ですが、「感情」が大部分を占めます。
役者は色々な経験をして、その時の感情を魂にインプットしてさらけ出していく仕事です。
「泣き」「笑い」も、練習だけでなく日常でそういう感情になれる経験をすることが大切です。
笑ったときすぐにメモを取ったりする必要はありません。
また、悲しい体験は、両親や友人恋人との別れや、
時に生き死にに関係するところでもありますので即座に芝居に紐づける必要はありません。
強い感情の動きは、魂に刻まれています。
時間が経ってから、ゆっくりと少しずつ体に染み込んだ感情を表に呼び起こして、
今後役者として活かしていこうと思いながら芝居にのせてみてください。
魂に刻まれた感情を表現できた時、その芝居はすごくリアルになります。
役者なら「いつかこんな役をやる」そんな目標が幾つもあると思います。
いつ来るか分からないチャンスを掴むために、
日々意識的に、モノを見たり人とコミュニケーションを取ってインプットしていきましょう!
木村 寛の声優スクールでは
・成澤卓アシスタントによる基礎滑舌講座
・AR練習
・体幹トレーニング
・課題、キャラクターリサーチを紙に書く事による知識の定着を促す
この4つを主題にレッスンを行っています。
では、木村 寛の声優スクールで会える事を楽しみにしております。
□ワークショップ開催日程
毎月第2・第4日曜日
12時~16時
□開催場所
SSP (高田馬場駅から徒歩5分)
【参加費】
5000円/回 (税込5400円)
【定員】
10名
ご参加お待ちしております!
いわもと さより
声優・ナレーター
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