トリプルスレットが出来るまで『その3』
木村寛原作、コンテアニメーション『トリプルスレット』
原作コンテンツ
前回、前々回と「トリプルスレットが出来るまで」
と名を打ちながらも、原作を描く決意や
原作を描き始め武犂和アニメーションの企業理由
をお伝えしたに留まってしまったので
トリプルスレットが出来るまで『その1』
今回はトリプルスレットの話を書きます!
トリプルスレット第一稿
シナリオデーターを見ると、
2016年5月22日に書き上げてます。
ちょうど1年ですね。
これを描く上で、ある方からのアドバイスを受けて
2点ポイントを作って書く事にしました。
・短編を書く
・ラストシーンから書く
この2点を踏まえ、まずはジャンル探し。
スポ根と恋愛がミックス出来る作品を創りたい。
それにぴったり合う競技、ミニバスに巡り合いました。
小学生だと、男女の筋力、身体能力の差がほぼ無い。若干女の子が有利ぐらい
が現実なので、掛値無しの真剣勝負が出来る!
真剣に向かい合う事によって、真の友情、愛情が芽生えると
思ってミニバスを題材にしました。
ストーリーは、今後のトリプルスレット展開があるので
詳しい事は言えませんが、ストーリーの根本は変わっていません。
テーマやキャラクター等は大幅に違います。
早速書き上げたシナリオをワークショップで役者さんに読んでもらいました。
そこで気づいた事は・・・
『全く面白くありませんでした!』
いや~、本当にひどかった・・・
当時現実の仕事で、人材育成業を任されていたので
ミニバス部のコーチが子供達に対する教え方から、木村が思う人材育成論
を裏テーマとして入れてたのが、説教ぽくてエンターティメント性0で、
子供達は「はい」しか返答が出来ない教え方になっていました。
さて、この面白くないシナリオをどうすれば良いか?
そこで考えたのが、
色々なシナリオや原作の描き方の本を読み漁る事!
そこである本と出会います。
「人を惹きつける技術」著者小池一夫
・主人公には弱点、ライバルには欠点」
・キャラクターには、宇宙一の何かしら特徴を持たせる事。
・会話を聞いた時の反応を「・・・!?」だけでなくその後、リアクションによって
キャラクター性が出てくる
小池一夫さんの本から、上記の3点がとても印象に残りました!
この本は只今借りパクされ中なので、正確な引用ではありませんが・・・
他の本でも、『テーマ』がぶれる作品が多い。作品テーマを
目の前に貼って原作を描く事をお勧めする!
上記の事を意識して。2稿目そして現在のトリプルスレットに
変化していきます。
次回のブログでは、2稿目3稿目のシナリオを描きながら
思った事をつづらせて頂きたいと思います。
トリプルスレットに対するご意見ご感想を
お気軽に頂ければ幸いです。
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これからも武犂和アニメーションを
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2017年4月アニメ制作会社、株式会社ぶりおアニメーションを設立
アニメ監督、演出、制作、作画業務を基盤にアニメ原作、アニメ演出、作画、声優の講師、アニメを使った新しいコンテンツ作成中
『和の心を持って、好きな人と楽しくアニメを創っていく』をモットー突き進む、呑兵衛です。
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