ブリアニTVエスエスピーゆーちゅー武_25 ちょびっツ
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「ちょびっツ」についてお話ししていきます。
ちょびっツとは
2000年9月~2002年10月まで「週刊ヤングマガジン」にて連載されていた。
原作は女性漫画家集団のCLAMP。
テレビアニメは2002年4月~9月までTBS系列にて放映された。(全26話+1話)
監督:浅香守生さん
音響監督:三間雅文さん
アニメーション制作:マッドハウス
木村社長は、17話「ちぃ まかなう」の演出を担当しています☆
〈ストーリー〉
人型の情報端末である、パソコンと呼ばれる機械が普及した東京。主人公の本須和秀樹は大学受験に失敗した浪人生。
北海道から上京し、予備校通いの日常の中、コンビニの帰り際に捨てられていた少女型のパソコンを拾い、何をたずねても「ちぃ」としか言わないので名を「ちぃ」と名付けた。
「ちぃ」について調べていく中で、都市伝説上のパソコン「Chobits」ではないかという疑念が深まっていく・・・。
すごく気になるストーリーですね(n*´ω`*n)
イムもまた見直してみようかな☆
現場でのおはなし
ビーストウォーズでお世話になった方のご紹介で演出としての参加が決まった木村社長。
いったい何を見てきたのでしょうか・・!(`・ω・´)キリッ
〈制作編〉
Piaキャロットに同じく、このちょびっツの時もアナログ放送からデジタル放送に移り変わっていく最中の作品で、アニメ製作時は16:9の対比で作られたものを切り替え前のアナログでは4:3の標準サイズにトリミングして放送されていたそうです。
※DVDは16:9のものです。
〈アフレコ編〉
主役は、このお二人
田中理恵さんと杉田智和さん。
今や名のあるお二方ですが、当時はまだ駆け出し中。
そんなお二人のお話しを交えつつ木村社長の目線で少しご紹介(^▽^)/
新人の声優さんが居残りで収録することなんてよくあること。
そう、このお二方もそんな時代があったのです。
このちょびっツでは、メインということもあり、居残って収録されていたこともしばしばだったそうで・・・。
そして、収録で忘れてはいけないのがこの方。
音響監督の三間雅文さん。
有限会社テクノサウンド代表の方です。
テイク50は普通にあるといわれており、最初の10回は細かく説明しながらのもので、その後はただ「違う」と一言。
想像していくとかなり精神的に追い詰められる現場ですが、実はそれが狙いなのです。
というのも最初の演技はどうしても力が入りすぎてしまっているため、まずその力を抜く必要があるのです。
そのために何度もテイクを重ね、途中から何が違うのかよくわからなくなり、余裕がなくなり脳に力が入らなくなる・・・。
この状態が一番リラックスした状態です。
もし、その場で自分がやっていたらきっとプレッシャーに押しつぶされそうになるかもしれません。
しかし、これは誰もが通る道です。
そしてこれは三間さんの「愛」だとイムは思います。
こだわりたくても時間やお金を理由に妥協してしまう世の中です。そんな中でここまでの情熱を持つ方はなかなかいないのではないでしょうか。
そんな方に出逢えたら、それは自分の人生がまた一つ豊かになること間違いなしですね(*´▽`*)
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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