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「アニメ魔王様リトライ!~制作もこれまたご縁~」

みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。

本日は、「アニメ魔王様リトライ!~制作もこれまたご縁~」についてお話ししていきます。

 

制作にご協力頂きました会社様のご紹介☆


 

まず、今回特にご協力頂きました会社様をご紹介していきます(^▽^)/

 

㈱ウルフズべイン 

2017年11月に設立された会社。

制作協力された作品として、「踏切時間」があります。

こちらに今回お話しを頂きましたNさんがいらっしゃいます。

 

㈱エカチエピルカ 

2017年3月設立の会社さま。

本社は北海道で、東京の支社の方に今回お手伝い頂きました。

社長さまと以前お仕事をされた仲だそうで、今回はそのご縁のようです。

 

 

どの会社さまもいろんなご縁を通じて現在、一緒にお仕事することができています。

 

昔、ナゾトキネという作品に携わった際、演出を木村社長、制作をエカチエピルカの社長、3Dパートを天狗工房の方が携わっておりました。

そして、「魔王様リトライ!」ではそれ以来の集まりとなり、木村社長は久しぶりに会えて大変嬉しかったそうです(*´ω`*)

 

通常、TVシリーズの30分アニメを作る際、人員が400~500人必要だといわれております。

しかし、それは大手だからできることで、小さな会社はまだ周りに信頼がないため、昔からの知り合いや新人さんにお願いするしかありません。

 

小さな会社だからこそのアニメ作り


 

大手の会社では、お金があるため人員の確保、それによる細かいアニメーション作りが実現できます。

 

同じことを規模の小さな会社でやろうとしても到底無理なこと。

では、今ある戦力で何ができるのか。

今回は、今できる最大限のものを駆使してアニメ作りに臨んだといっても過言ではありません。

 

まず、絵コンテを描くところから始まります。

絵コンテを描く際、どれだけ日常シーンを省くか、また、バトルシーンや群集劇をどうするかなど、難しいとされる箇所をなるべく別の魅せ方でできる方法を考えました。

 

ここで、かなり監督の技量が求められるのではないでしょうか!

 

エヴァンゲリオン以降、実写映画みたいに作品を撮っていこうということで、キャラクターの全体像を描くことが増えました。

 

そうすることで、さらに迫力のあるアニメが生まれましたが、その裏では、キャラクターの手や足、細部に渡るまでまで注意する必要が出てきて負担増になりました。

その反動から、比例するように人員も多く必要になってまいりました。

 

ということで、キャラクターの全体が映る『引きサイズ』と呼ばれるものが多いほど負担増となり、1人辺りの作業効率低下に伴い、人も大量に必要になります。

大量に人員を投入出来ない今作では、ポイントを絞って引きシーンを使い、それ以外は寄りを多めに構成致しました。

 

限られた予算の中でどれだけ良いものを創るか。

この考え方はどこにでも当てはまります。

大企業と中小零細企業

トップチームと弱小チーム

大国と小国

どれも、戦略無しで弱者が強者に挑んでも、負けは必至
強者には出来ない、弱者の戦いがある筈です!!

その戦略を実践しましょう!!

みなさまも日常の中で、限られた時間の中で何ができるのか考えて行動してみるのも楽しいかもしれませんよ(*´ω`*)

 

 

士のように勇ましく、

き(好き)な人と

を以て貴しとなし創る

 

 

お時間を割いて読んで下さいまして

本当にありがとうございました。

 

 

井村 万里子

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