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芝居は好み。正解も不正解も無い

みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。

本日は「芝居は好み」というタイトルでお話ししていきます。

 

 

好み 


 

みなさんは誰にも負けないくらい好きなものはありますか?

自分の好きなもの、嫌いなもの、苦手なものなどたくさんあると思いますが、

どれも全く同じだという人間はいません。

 

好きなものは同じでも、嫌いなものは違ったり、

苦手なものは同じでも好きなものは全然違ったりと。

 

また、それが食べ物なのか音楽なのかテレビ番組なのか芸能人なのか・・

何を主体に話すのかによっても変わっていきます。

 

そう考えると、選択肢は無数でそれがすごく面白いと私は思います。

 

皆がロボットのように何もかもひとつの狂いもなく同じだったら

それは面白みがなくて、つまらないです。。

 

これがいわゆる好み、価値観というその人にしかもっていない

唯一無二の特別なものだと思います♪

 

一般企業での好み 


 

普段働いている職場でのことを思い出してみてください。

用途に合わせた提出書類の書式やルール、

ものによっては考え方までマニュアル化されているところもあります。

 

そんな中で自分の好みで選ぶことができる場面なんてあるのでしょうか。

私がお世話になっていた会社ですと、お客様に提案する企画を考えるときが一番自分の好み・感性が求められていたように感じます。

 

一般の企業だと、なかなか個人の好みが左右されるということは少ないかもしれませんが、

アニメーションの現場ですと、好みが左右されることがよくあります。

 

一番顕著に出るのが、「芝居」です。

 

 

芝居は好み 


 

芝居の好みは本当に面白いくらい分かれます。

喜怒哀楽の感情一つとっても、演じる個人によってその演じ方は変わりますし、

そのシーンによってもさまざまです。

 

例えば「笑う」というものでもいろんな笑い方があり、

そのシーンに合った笑い方を演じ手さんは出してきます。

その中でどの笑いでいくのかを決めるときに、この「好み」がかなり左右されます。

 

また、これも難しくて面白いところですが、

現場が変わればまた求められるものが変わってきます。

 

以前OKもらえた「笑い」が今回は通じない。別のものを出してほしいとの要望。

さて、こんなときのために以前ご紹介した基礎が大切になってまいります。

(基礎のお話し→「アニメ作りにおける基礎の重要性

 

基礎がしっかりされている方はこんな要望にもすぐに対応でき、

そうではない方はかなり苦労されるかもしれません・・・。

 

芝居は好みとはいいますが、業界の方は面白いことがお好きな方が多いです。

自分の予想を超えたものが出ると興奮されるそうです。

(これはどこも同じかもしれませんね!)

 

人によって上手い下手の基準が違うし、見るポイントも違いますが、

必要最低限の基礎の部分に関しては共通認識だと思います。

そして、その基礎ができてさらに上に好みというものが出てまいります。

 

最後に・・・・


 

さて、ここまで、好み好みとうるさく言って参りましたけれども、

やはりその基準は自分であり、好きなことなのです☆

 

芝居も仕事も人間関係も全部好みです!(笑)

嫌いな人は嫌いだし、大好きな人は大好きなのです(`・ω・´)ッッ

 

逆もまたしかり☆

自分を嫌いな人だっているだろうし、好きだって言ってくれる人だっているでしょう。

 

そこで誰と付き合っていくかは自分次第。

無理に嫌いな人といるより、好きな人といた方が自分も楽だし人生楽しいでしょう(^▽^)/

 

不思議と好きなことをやっている方が、気持ちも前向きで毎日楽しくなるんですよね(笑)

 

反対に嫌いな人のことを考えるともやもやして、

やる気がなくなるという負のスパイラル・・・(´;ω;`)ウッ…

 

是非、好きなことをたくさんやってみてください(*´▽`*)✨

 

士のように勇ましく、

き(好き)な人と

を以て貴しとなし創る

 

 

お時間を割いて読んで下さいまして

本当にありがとうございました。

 

 

井村 万里子

 

 

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