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零細企業で勝つ戦略

みなさんこんにちは。声優の井村万里子です。

本日は、「零細企業で勝つ戦略」についてお話ししていきます。

 

 

零細企業とは・・ 


 

一般的に、中小企業よりもさらに規模が小さく、従業員が10名以下の企業を指し、

行政機関による正式名称は「小規模企業者」とされています。

 

私のなかの零細企業イメージは、大手でも中小でも手を出していない、

隙間部分を担っている印象です。

 

言うなれば、かゆい部分に手が届くといった感じでしょうか。

なくてはならない存在。

実際にその手が届くとはいったいどのようなことなのでしょうか。

 

零細企業のメリット


〈決済と共有スピード〉


さてさて、大手でもなく中小でもなく、零細だからできること。

そのカギは、圧倒的な従業員の数です。

一般の大手企業と呼ばれる企業の従業員数と比べるとその差は一目瞭然です。

 

従業員の数が多いと、その会社のできることはぐんと増えます。

しかし、人が多いと難しいこともでてきます。

それが、決済や共有のスピードです。

 

これが、まず一つの零細企業のメリットであり強みです。

 

アニメーション制作は常に時間との勝負でもあります。

その中で、大手企業では物事を進めるための確認・許可が必要になってまいります。

これは、アニメーション業界に限らないことかもしれません。

 

実際に私も営業を行っていたとき感じたことがある部分です。

もっと早く確認・許可が下りれば、この仕事とれたかもしれないのに・・・と(笑)

 

〈仕事のやりがい〉


2つ目に、仕事のやりがいを得ることができるのが次のメリットだと感じます。

 

従業員が多いと一人当たりの仕事は減りその分責任が減ります。

その点、零細企業では、一人当たりの仕事が多くその分責任も重大です。

しかし、責任が重いということはそれだけやりがいがあるというものです。

 

10あるうち3だけ関わったものよりも

5関わった作品の方が何倍も心に残るし、何より自分の経験になります。

 

これは大変ですが、なかなか大手では得られないものだと思います。

 

〈大手にできない仕事〉


また、このほかに大手では扱えない作品を創ることができるのもメリットかもしれません。

 

大手企業は、長年の信頼が厚い分、何かと制約も多くなり

動きづらい部分も多々あります。

その点、零細企業は自由に動くことができます。

 

零細企業として 


 

仕事を進めるために必要な早い決済力や会社内の共有力、

長くその仕事を続けていくために必要なやりがい(生きがい)、

そして、大手では扱えないような作品を扱うなど、考えればよい点がたくさん出てきます。

 

時間がないときのご依頼や、ちょっとしたお仕事のご相談がしやすい!

これがすなわち「かゆい部分に手が届くこと」なのではなかいかと思います。

 

大手企業と同じ視点で戦うのではなく、零細企業だからこそできる点を明確にもって

取り組んでいきたいぶりおアニメーションでございます。

 

士のように勇ましく、

き(好き)な人と

を以て貴しとなし創る

 

 

お時間を割いて読んで下さいまして

本当にありがとうございました。

 

 

井村 万里子

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