アニメーション監督が語る声優の声圧とボリュームについて

2019年7月12日

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お世話になっております。ぶりおアニメーションの代表取締役、アニメ監督、演出の木村  寛です

「木村 寛の声優スクール」お得なキャンペーンのお知らせ

2019年からスタートしたキャンペーンのお知らせです。

ぜひこの機会にご利用ください。
ご質問等ございましたら、お気軽に木村寛まで!

 

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平成という年号もあと3ヶ月という事で・・・

前回そんな事を書きましたが、年号が変わるのは5月1日からです!!
というご指摘を頂き…

いや~、とてもお恥ずかしい限りです。すいません…

という事で、木村 寛の声優スクールでは
平成というあと6ヶ月中にアニメ出演出来る様にするにはどうすれば良いか?

僕と一緒にワークショップで学びながら、相談し、戦略を立て、
実戦していく為のプロセスを今回も書いていきたいと思います。

□テーマ、声圧とボリューム

 

僕自身アニメ業界に入ったのが、1998年。ちょうど今から20年前になります。
そんな20年前にビーストウォーズセカンドの制作進行をやっていた時に、仕事として
初めてアフレコに行く事になりました。

仕事内容は、演出さんに頼まれた資料や素材を持って来て欲しいという事。制作進行はとにかく激務だったので、アフレコを見たいという欲求より、溜まっている仕事をいち早く終わらせて少しでも睡眠時間を確保したい欲求の方が強く、荷物を渡したら、即座に次の仕事に向かったので、想いでとしては「あっ〇〇コンボイの声が聞こえる」と廊下で思ったぐらいです。

趣向を変えて、制作進行のお仕事アフレコスタジオ編

 

アフレコスタジオには、他にアフレコやダビング(台詞、効果音、音楽をミックスする)テープの受け渡し、アフレコ台本の入れ回収等、監督演出プロデューサーを送り迎え等があります。

制作進行は昼夜問わず仕事を行っているのですが、ことアフレコスタジオは新宿、渋谷、四谷、六本木等、東京都内の中心にあり、車で移動をする制作進行は昼にアフレコスタジオに行くのは渋滞に捕まり時間を大幅にロスをする為、深夜、道路が空いている時にアフレコスタジオに向かう事が多いの現状です。

そうは言っても、昼にどうしてもアフレコスタジオに行かないと仕事上問題が起きる場合があります。アフレコスタジオに行く自社作品以外の様々な作品の作業が行われており、声優さんとも出くわす場合が多々あります。

こちらとしては、会社に入ったら挨拶をする習慣が備わっていますので普通に挨拶をすると、声優さんの礼儀正しく、通りの良い声と大きな声で挨拶をしてくれます。

 

この挨拶の声と所作を、当時新人制作だった僕の脳裏に鮮烈焼き付いて離れません。

なぜなら、アニメーション制作会社の方々はどちらかというと内向的な方が多いので挨拶しない、声が小さくて、何を言っているか分からないという日常でしたので(全部がそうではありません)より声優さんの挨拶、声、ボリュームに過剰に反応をし、脳裏に焼き付いてるのかもしれません。

 

挨拶から考える、声優としての声圧とボリューム

 

ここからが、木村 寛の声優スクールにおけるブログについての本題です。
声の大きさが全てと言うつもりはないですが、現在の声優さん事情を見ると
全体的に声のボリュームが小さすぎる方を多々見る様になってきました。

可愛らしいお人形さんみたいなアイドル声優を売っていくスタンスの影響なのかなと思います。
アニメアフレコ時の芝居でも、距離感を考えて芝居するよりキャラクター性を重視する、主にイケメン芝居等で求められる事が多いのですが、距離感よりキャラ性を重視し、相手と対峙して喋っていても、常に独白の様な芝居。

 

ラウドネスによる微妙な距離感の芝居がTV上では伝わりづらくなっているのも原因の一つかもしれません(ラウドネスとは、人が感じる音の大きさ。この音の大きさをCMを除く全てのTV番組で統一を図る為、ラウドネスメーターの数値に合わせて高音と低音をカットする事で各番組の音量の強弱を無くす事)

 

マイクも年々進歩が進み、声圧が無くても声が拾え、エフェクターの進化でいくらでも調整が出来ます。

ですが、この声のボリュームや声圧。音は空気の振動で音を伝えると言いますが、優れた声優さんの芝居を間近で聞くと本当に空気が震えを感じる事が出来ます。これが出来る方は、ウィスパーボイスで芝居をしてもしっかりと視聴者に伝わる声を届ける事が出来ます。

ウィスパーボイスを出せない方の特徴として、ただ単に声が小さくなるだけとか
なんとなく無声化とかになってしまうことが多いです。

かなりの呼吸や息の使い方を調整できる技術を伴うものだと思われます。
この声のボリュームと声圧を掴むためには、日頃の鍛錬が大切です。

 

一番長く声を使うであろう日常生活の時から、ボリュームと声圧を意識する

 

〇腹横筋や横隔膜を鍛えるトレーニング

 

・ロングブレス(最低20秒、40~60秒を目標に)

・パワーブリーズ(B’z稲葉さんご愛用)

・風船ふくらまし (ペットボトルでも代用できます)

 

〇呼吸法トレーニング

 

・長時間はNGですが、叫び、ドックブレス等
喉に負担をかけない程度のトレーニング

・長台詞を、一息でどこまで読めるか?

 

〇体幹トレーング

 

ドローイング(腹横筋に力を入れる)しながらのトレーンング

フロントブリッジ

サイドブリッジ

スクワット等

 

が上げられます。

 

また基礎話じゃないですか?

 

と定期的に読んでる方には、耳にタコだよと思われかもしれませんが
僕は書くのを辞めるつもりはありません

本当に大事な事なので!!

これを読んでる皆さんには是非、呼吸、声のボリューム、声圧のコントロールをマスターして欲しい

この声圧を高める事によって、アクションシーンの掛け声、勢いの有る台詞回し、立てたい台詞の決め!!声圧に現れる力強さを身につけてる事によって、声優としての階段を一歩ずつ登る事が出来るからです。

 

 

木村 寛の声優スクールでは呼吸、声のボリューム、声圧のコントロールを学ぶプログラムを組んでおります

アシスタント成澤卓が用意する様々な課題とアドバイスによって
レベルアップを目指しております。

ここで教わった事を、日頃の練習に役立てて声圧とボリュームを求める芝居を表現できる現場に遭遇した時、役に立つはずです!

無論、声圧の強さ、ボリュームの大きさが良いという芝居の考え方は、現場によって違いがあります。
声を張らずに声を響かせキャラクターにオーラを出し、静かなんだけど、力強い説得力の有る熱くて根柢にある力強さを求める事もあります

こちらの芝居の方が、数倍難しいと僕は思いますが・・・

 

まずは、ある一定の声圧と音のボリュームを身に着けていきましょう!

ある声優さんが言ってました「声優同士で呑むとうるさいけど、店員さんを注文に呼ぶとかなりうるさい場所でも、だいたい分かってもらえる程、声が通るのが私達声優だよね」と

 

まずは、この様な声優を目指して欲しいと僕は思います。

 

木村 寛の声優スクールでは

 

・成澤卓アシスタントによる基礎滑舌講座
・AR練習
・体幹トレーニング
・課題、キャラクターリサーチを紙に書く事による知識の定着を促す

この4つを主題にレッスンを行っています。

では、木村 寛の声優スクールで会える事を楽しみにしております

 

ワークショップ開催日程

毎月第2・第4日曜日

12時~16時

開催場所

SSP (高田馬場駅から徒歩5分)

アクセス

ワークショップ参加申し込みフォーム

【参加費】
5000円/回 (税込5400円)

【定員】
10名

ご参加お待ちしております

 

木村 寛

2017年4月アニメ制作会社、株式会社ぶりおアニメーションを設立
アニメ監督、演出、制作、作画業務を基盤にアニメ原作、アニメ演出、作画、声優の講師、アニメを使った新しいコンテンツ作成中
『和の心を持って、好きな人と楽しくアニメを創っていく』をモットー突き進む、呑兵衛です。