~ブリアニTV~超重神グラヴィオン
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「超重神グラヴィオン」についてお話ししていきます。
超重神グラヴィオンとは・・
2002年10月~12月に1期(全13話)、2004年1月~3月まで2期(全12話)として放映されていたロボットアニメーション。
2004年1月からは続編として、「超重神グラヴィオンZwei」がUHFアニメとして放映された。
〈あらすじ〉
西暦2041年。
突如現れた正体不明の敵、「ゼラバイア」。
彼らの地球侵略を予見し密かに準備を進めていた大富豪のクライン・サンドマンは、武装戦隊「アース・ガルツ」を率いて立ち向かう。
アース・ガルツが所有する人型メカ、「グランカイザー」に4台の戦闘機「グランディーヴァ」が合体した巨大ロボット「ゴッドグラヴィオン」はその強大な力でゼラバイアを撃退する。
〈木村社長演出回〉
今回は、第8話「超重戦場」の演出を担当しております(^▽^)/
是非ご覧になるときはチェックしてみてくださいませ☆
大張正己監督のすごさ
〈大張 正己(オオバリ マサミ)〉さんについて
広島県ご出身のアニメーター、メカニックデザイナー、監督。
スタジオG-1NEO代表の方。
高校を卒業後、葦プロダクションに入社され、「特装機兵ドルバック」の動画や「トランスフォーマー」の原画を経て18歳で作画スタイルを完成されております。
木村社長いわく、もともと、大張監督は絵がものすごく上手い方で、動画を書き始めて3カ月で次の原画を任されるほどのうまさだそうです。
ちなみに、木村社長も大張監督と同じく葦プロダクションに勤められておりましたが・・・残念ながら時期はかぶっておりません(´;ω;`)大張監督は木村社長にとって大先輩にあたる方です!
〈大張監督の必殺☆大張パース〉
インターネットで検索すると、すぐにヒットするほど広く知れ渡っている「大張パース」という手法。
これはいったいどんな手法なのか・・・!
まず、「パース」という言葉ですが、これは、遠近感をもった表現を行う手法のことです。
(同じ大きさのものでも視点から遠いほど小さく描かれていたりするのはこの手法です)
大張監督はこの手法を大胆に使い、現実ではありえませんが、見ていてすごくかっこいい画のスタイルを確立したのです
迫力があって今にも飛び出してきそうな画なんです!
気になる方、ぜひ調べてみてくださいませ
また、大張監督の描くメカの特徴として、ポイントポイント部分を敢えてBL(ブラック)で塗りつぶすなどされております。(全体のシルエットを描き、頭部分を黒くつぶすなど)
このほかにも、より動きのあるアニメーションを制作するため、原画の枚数を厳選し(例えば、モノが揺れる表現で上下左右に動く表現をする場合、一気に上に上がって下に落ちるときは、極端にいえば1枚で上にあがり10枚かけて下に落ちる表現をするなど)、視聴者に想像の余地を与える技術を創ったのも大張監督です。
いやはや、ここまでくると本当に大張監督、すごすぎます。
普段の大張監督も素敵だそうで、木村社長がお会いされたときはおしゃれなブーツを履かれていたそうです(●´ω`●)
木村社長は、最後に
「字のうまい人は絵もうまい」
と話されております。
もちろん、大張監督もいうまでもなく、字もうまかったそうです❢
今度、イムのまわりで字が上手い人いたら絵をお願いしてみようと思いました(笑)
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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