バロム1・変身Rabbitsbless_ブリアニTVドッコイショ連動企画
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「バロムワン」についてお話ししていきます。
バロムワンとは・・・
「バロム・1」が1970年から約1年間、「週刊ぼくらマガジン」で掲載。
その後、「超人バロム・1」として特撮テレビドラマが作られ、2002年には「バロムワン」のタイトルでアニメ化。
〈あらすじ〉
西暦2014年。
謎の巨大生物が人間を襲撃する事件が発生していた。
同じ日の同じ時刻に同じ病院で生まれた白鳥健太郎と木戸猛は、14歳の誕生日にインターネットを通じて現れたコプーから悪の使いであるゴーモンが覚醒したこと、自分たちが「選ばれし者」であることが告げられる。
翌日、2人は岬の灯台に導かれそこで巨大生物に遭遇。
脱出を試み、海に飛び込んだ2人をコプーはバロムワンに任命し、腕輪とボップを授けた。
〈木村社長演出回〉
木村社長は、第1話「運命」、第3話「狂騒」の演出を担当されています
是非チェックしてみてくださいね~☆
冨永恒雄監督の絵コンテの早さは人一倍❢
〈冨永 恒雄(とみなが つねお)〉監督について
日本のアニメーション演出家、アニメ監督。
1997年には、アニメ「学級王ヤマザキ」や「マッハGoGoGo」などの監督を務めている。
〈冨永監督の絵コンテの早さについて〉
今回、冨永監督はバロムワンにて全13話中9話の絵コンテを書かれていらっしゃるわけですが・・・
そもそも、その絵コンテを書くのにどれくらいかかるものなのか。
基本、打ち合わせをしてから3週間はかかるとされております。それを1日で書き上げるという驚きの早さで仕上げることもあったそうなのです。
しかし、基本的には、1週間に1本は書いてしまうぐらいの早さだそうです。
ただただ早いわけではなく、その早さにも理由があったのです。
演出家の方は、絵コンテで生計を立てようと思うと、月に2本はお仕事を取らなくてはなりません。(1本あたり約20~25万円換算)
一人暮らしならば、これでもよいでしょう。
しかし、結婚して子供がいて家庭があったとしたら。
もっとこれの倍は稼がなくてはならないことになります。
そうすると必然的に絵コンテの仕上げに対する気持ちが高まるし、1週間に1本仕上げることにも納得がいきますね。
そう考えると、冨永監督のお仕事に対する想いとご家族への想いが本当に素敵です
ちなみに・・・
以前木村社長が工藤監督にいろいろ教わった話をご紹介したかと思いますが、実は、冨永監督は工藤監督に出逢う前にタイムシートの書き方などを教えて下さった方なのです
このように、同じお仕事でもいろんな想いをもって仕事に臨んでいます。
その想いこそが、仕事を長く続けるのに大事なものかもしれません。
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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