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制作時代の深堀り追記ブログ

みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。

本日は、木村社長の「制作時代の深堀り追記ブログ」についてお話ししていきます。

 

ブログでも何度かお伝えしているかもしれませんが、

木村社長、このアニメーションの業界に入って約20年が経つわけですが、それでも振り返ると、濃厚だと感じる期間があります。

 

それが、制作進行を行っていた1年半。

 

いったい何が濃厚と感じさせるものだったのか・・・!

 

一緒に考えていきましょう(^▽^)/

 

制作進行のお仕事について


 

まず、制作進行のお仕事内容について振り返ってみましょう!

 

簡潔にいうと、各部署への橋渡しが制作進行のお仕事です。

例えば、作画・背景美術・仕上げ・撮影・編集などといったアニメ制作工程は、分業化されて外注することが多いのですが、この外注先に依頼をしたり、できたものを回収に回り次の工程の会社に運んだりなど、頭も体力も使うお仕事なのです・・・!

 

ここだけの話、離職率がt( ノД`)シクシク…

 

 

そんな大変な制作進行時代を経て、今やぶりおアニメーションを起業し、監督をし演出をし映像にまで出ちゃう木村社長だからこそいえる制作進行とは。

 

木村社長の考える制作進行に必要なスキルについて


 

木村社長が考える制作進行に必要なことは、各セクション(制作工程)の仕事を把握しておくこと、アニメーターと毎日連絡をとること、そして演出の方と2人3脚でお仕事できることだそうです。(細かく話していくともっとありますが(笑))

 

こう述べると単純ですが、実際に仕事をしていくとなるとかなりハードです。

 

それぞれ納期があるのでそれに間に合うように回収し、次のセクションにお願いしたり、相手の上り時間に合わせて連絡を入れ、進捗状況を把握したりしなければなりません。

 

考えただけでもすっごく気を遣うお仕事なのが分かります・・・!

これが、精神面が鍛えられる部分かもしれません!

 

これだけだと辛いお仕事のように感じますが、ちゃんと1割の感動があるんですよ♪

アニメーション制作に関わっているといっても、どこかの1工程だったらそのセクションでのことしかわかりません。

しかし、制作進行は原画から携わっていき、そのアニメが放映されるまでの過程を見ていくことができます。

 

きっと、途中何度も投げ出したくなるし逃げたくなると思います。

 

そういうものを乗り越えての完成はやはり何事にも得難い感動があるのだと思います。

 

木村社長もそのときの感動は今でも覚えているとおっしゃいます(´▽`*)✨

 

 

ちょっと前は、アニメは見るけどその創り手側に焦点を置いて考えることってなかなかなかったのではと思います。

最近、「SHIROBAKO」が放映されてから、アニメーション制作の世界が少し身近に感じやすくなったような気がしませんか?

 

これを機に少しでも興味をもって頂ける方が増えたらとっても嬉しいです(●´ω`●)

 

 

士のように勇ましく、

き(好き)な人と

を以て貴しとなし創る

 

 

お時間を割いて読んで下さいまして

本当にありがとうございました。

 

 

井村 万里子

 

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