リサーチの重要性☆
みなさまこんにちは。声優の井村万里子です。
本日は、「リサーチの重要性」についてお話ししていきます。
リサーチとは・・・
「調査」や「研究」といった意味でつかわれる言葉ではありますが、
では、調査・研究とは?
- 調査・・・物事を明らかにしていくこと
- 研究・・・物事について深く考えたり、調べたりして真理を明らかにしていくこと
さて、これからお話ししていくことは調査なのか研究なのか。
みなさまの受け取り方にゆだねます!(笑)
きっと個々によって変わってくると思います♪
ではいってみよーっ!
監督がリサーチを行う意味
以前、少しだけお話ししたことがあるかもしれません。
(気になる方はこちら→タイラー監督)
代表の木村寛が2年ぶりに監督を務めるとなった際、
リサーチを行ったという話を覚えていますでしょうか。
プロデューサーではなく監督自ら行っていることが
私はすごいと思ったことを覚えています。
言われた、頼まれたものだけ行ってももちろん良いと思うのです。
でもそこに周りよりも飛びぬけたものがあるかといえば、ないと思います・・・。
これも絶対ではありませんが
プロデューサー目線のリサーチでなく、
あくまで監督だからこそできるリサーチがあります。
そのリサーチ項目に磨きがかかっていくとより面白いアニメーション作品が
創っていけるのではないかと思います。
面白いアニメーションとは
みなさんが思う面白いアニメって何ですか?
どんな作品・どんなシチュエーションを見て
感銘や影響をうけたりするのでしょうか。
おそらくこれは、男女でも違うだろうし、
年代によっても変わってくるのだと思います。
私の場合は、子供のころ見たアニメがなにより心に残っていて、
それがきっかけで声優を目指したといっても過言ではありません。
ただ、そのときに感じていたことといえば、
ミステリー系の作品を見れば「怖い」、
ギャグ系のほのぼのしている作品を見れば「おもしろい」など
本当にアバウトな感情のみです。
今その作品を見ると、なつかしさもありながら、
また違った感情が生まれてきます。
例えば、改めて見るとすっごく感動したり、
昔以上に共感したりなど、アニメーションの影響力の高さを感じますね!
その中で、
- より感銘をうけるもの
- どこかで見たことあるような作品
- 面白い作品
と大きく3種類に分類される気がします。
より感銘を受ける作品についてはこのリサーチがしっかりなされていて、
かつ作品を創る方の魂さえも込められているように感じます。
ここまで、リサーチの重要性についてお話ししてきましたが・・
いかんせん時間がかかってしまうことが難点です。。。
ほとんどの方がこのリサーチの時間が無駄だと思うかもしれません。
しかしながら、この時間を作るか作らないか、
かけるかかけないかはその人次第です。
この時間を設けたからといって
必ずしも面白い作品ができるわけではありません。
あくまでひとつの方法です。
ただ、今の子供たちが大人になった時に
もう一度見たいと思う作品を創るには・・・
何もなしにはいきませんよね(笑)
そんな時代を超えて何度でも楽しめる作品を創っていきたい
ぶりおアニメーションでございます。
武士のように勇ましく、
犂き(好き)な人と
和を以て貴しとなし創る
お時間を割いて読んで下さいまして
本当にありがとうございました。
井村 万里子
声優。俳優。
元食品メーカー営業勤務。
芝居の魅力に惹かれ脱サラ。
ぶりおアニメーションブログ担当。
趣味:観劇・珍味料理を食べること。
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